ソレノナマエ / こ。

何年も前、Muzieでオルタナロックジャンルを聴き漁ってた頃に、結構な数の素敵なミュージシャンを見つけることができた。「cuol」であったり、「水素（現在の「海の上のプールサイド」）」であったり、「呂布カルマ」であったり（この人はヒップホップだけど）、
「こ。」であったり。
cuol、水素、呂布カルマは現在でも活動している。ただ、“こ。”はその後の動向がよく分からない。この人の「ソレノナマエ」という曲は特にお気に入りで、今でもよく聴いているけど、今やMuzieにもいないし、曲名で検索しても何も引っ掛からなくなってしまった。
今どうしてるんかなー、とか思いつつ、耳コピ歌詞をつらつらと。

忘れぬ事を誓った日々も　ただ何気なく過ごした今日も
全て等しく同じ速度で　記憶の奥に消えてゆくから
他の何かでうずまる前に　他と見分けがついてるうちに
繰り返し呼ぶ“ソレノナマエ”を　忘れてしまうよりなお早く
　
多分きっとまだすぐ近く　手を伸ばしたら触れられる距離
それがそこで留まるうちに　僕はそれを焼き付けてゆく
瞼の裏に　鼓膜の奥に　揺れて消えるよりなお早く
昨日や　今日や　そこから先に　溢れる影に紛れる前に
　
何処かの隙間から　零れ落ちる前に
　
ずっとここで　ただ待ちわびた　笑う声の後ろ姿を
いつか遠く消えてゆくなら　少しでも近くに
思えば遠く　気づけば近く　君を巡るこの感情も
いつの間にか　消えてゆくなら　少しでも近くに

今聴いてるのは再録バージョンの方だけど、元バージョンの方が歌詞が聴き取りやすい箇所があるのよなー。帰ったら修正しよ。