バットマン ビギンズ（Batman Begins）（2005）

【075/100】ダークナイト観てから後追い鑑賞

バットマン ビギンズ 特別版 [DVD]

両親を強盗に殺され、犯罪を憎むようになったウェインが修行の末バットマンとなり、初仕事を終えるまでのお話。
いきなりゴッサム市*1と何の関係もない山奥から話が始まり、忍者？の集団で修業を積むなどメインの舞台や世界観と掛け離れたシーンが続くので、舞台がゴッサムに移る際の違和感が半端ないのがやや残念。
ぶっちゃけ面白くなってくるのはバットマン装備が揃い始めてから。初陣の格好良さでようやく最初のカタルシスを得られることになるわけだけど、悪党の只中に飛び込んだ後の乱闘シーンがブツ切りで視野も狭くて見づらい見づらい。辛うじて「なんか凄い勢いで悪党を無力化してるんだなぁ……多分」と判る程度で、ダークナイトで大分改善されててよかったですマジで。
バットマンが動きだして以降は、バットマンの動向を楽しむヒーロー映画として存分に楽しめる。ダークナイトと比べると、メインの拠点がバットケイブ、疑似飛行や空中からの襲撃を多用する、蝙蝠を味方として使うなど漫画的な活躍が多く、そういう意味では見応えがある*2。振りと回収で際立つバットマンの面白格好良さ*3よー。とはいえ、ダークナイトほど際立ったメッセージ性はなく、娯楽に徹している割には序盤が面白くないのが気になるので点数はこんなもんで。
そういえば、ダークナイトで配役が変わって「美人じゃなくなった」と評判のレイチェルだけど、今作でも大して美人じゃなｋ（ｒ　若そうではあったし、身体のラインの出易い服だったからエロくはあったけど、最後のウェインに見せる笑顔の引き攣りっぷりでチャラ。

*1:バットマンシリーズの舞台となるアメリカの都市。原作ではややゴシック調？ながら、本作では近未来的都市であり、次作ダークナイトでは現代的都市となっている。

*2:ダークナイトのリアル乱闘とかソナーカメラも負けないくらい格好良いけどね。

*3:なんか格好良いけど笑えるシーン多いよね。